どうも、たかなしです。
この記事は、約2400文字なので、およそ3分で読めます。
先日の代表戦を観戦しましてね。今後出てくる若手選手の発掘のためにも、
国内リーグの試合もチェックしていこうというわけでね。
観ましたよカップ戦決勝を、テレビつけてたら偶々CM見たので。笑
それでは、2018年10月27日13:00キックオフで行われた
ルヴァンカップの決勝戦 湘南ベルマーレvs横浜F・マリノス戦について
個人的に思ったことを勝手に書き連ねていきたいと思います。
例によって全体の印象と印象に残った選手のことを書いていたら文字数が増えすぎたので二分します。笑
以下今回の目次です。
試合の基本スタッツ
湘南のスタメンは基本フォーメーションが3‐4-2‐1とでも呼びますかね。
サイドはWBがフルカバーして2シャドーを置く、最近増えてきたシステムです。
GK 秋元
DF 山根 坂 大野
MF 岡本 金子 秋野 杉岡 石川 梅崎
FW 山崎
交代
71分 秋野→松田
77分 梅崎→高山
87分 松田→菊池
一方、横浜のスタメンは基本フォーメーションが4-3-3でした。
多くのチームで見かける形で、中盤がアンカーの前にセントラル二枚のシステムです。
GK 飯倉
DF 松原 チアゴマルチンス ドゥシャン 山中
MF 扇原 大津 天野
FW 仲川 ウーゴヴィエイラ ユンイルロク
交代
69分 ユン→イッペイ シノヅカ (ん!?カタカナ!?)
78分 大津→伊藤
得点
36分 湘南 杉岡
1-0で湘南の勝利!!
優勝おめでとうございます!!!
全体の印象
開始の15分で前半の流れは決まってしまいました。
5分といってもいいかもしれません。
それくらい湘南の選手の試合の入り方は良かった。
出足の速さでボールを刈り取り、素早い切り替えからカウンターを繰り出し、
強引にでも積極的にシュートに持ち込んで、ドンドン流れを引き寄せていました。
前半はその流れでズルズル進み、36分にやはり積極的なプレイで、
強烈なミドルシュートで湘南が先制しました。
このシーンも中盤の高い位置で奪ってショートカウンター、
少ない人数と少ない手数でシュートに持ち込んでいましたね。
前半の湘南は狙いがハマって完璧な展開だったんじゃないかと思います。
私が前半終わって抱いた印象は、
横浜がハーフタイムで明確な手を打たないと、
後半は横浜がセットプレイで点を取れるかどうかだけの試合になる
でした。
一方、横浜の視点でいうと、なぜそれほどまでに湘南に好き勝手されてしまったのか。
私が前半感じたのは、
ボールを回す意識の高さと、両SB(サイドバック)のポジショニングとが、噛み合っていない
でした。
ボールポゼッションがしたいときってSBの選手の働きってすごく大きいんですよね。
詳しくは、SBを語らせてもらうといくつ記事ができるか想像もできないので、
割愛もしくはそのうちいずれとさせていただきます。
端的に言うと、SBは90度の角度からしかプレッシャーを受けず、かつ、ほぼ常に前を向いてボールを持てます。
ゆえに、ボールを安心して預けることができ、かつ、ボールの出どころにもなるのです。
ここで、前半の横浜をみると、SBが中に絞っていました。
(テレビの解説によると、チームの方針とのこと)
どこぞの馬の骨かも知らん奴がプロチームの戦術にケチつけるのはおかしいですが、
明らかにSBを活用できなくてボールが回っていなかったですよね。
ヨーロッパでも一部ああいったギミックでポゼッションするチームはいます。
(パッと浮かぶのは、元バイエルン・ミュンヘンのラーム選手の中に絞る動き)
しかし、その場合は中盤の選手が開くか、WGの選手が下りてくるか、
そのスペースを利用しないと回らないんですよね。
この点については、ユン選手や天野選手がトライしてましたが、
湘南のプレッシャーから逃げきれず背負う形になって、失敗していました。
なのに、人一倍?チーム一倍?ポゼッションの意識が高い横浜は無理に回そうとして、
湘南のプレッシャーにあい、どツボにハマっていました。
この湘南の積極性と横浜のポゼッションのまずさによって、
あの圧倒的な前半は生み出されていたと思います。
後半の横浜の出方を見ていましたが、まずシンプルにSBはサイドでボールを受けていましたね。笑
それだけでいくらかボールが回るようになって、試合の雰囲気が変わりました。
(最初からそうしていれば全然違う試合になっていたのに)
ボールを前に運べるようになり、アタッキングサードが崩せなくても、
CKが増えて得点の匂いはしてきていました。
特に、どうしても疲れが出てくる65分ごろからは、湘南のプレスが緩みだして一方的に横浜がゴールに迫る展開になりました。
シュートチャンスも増えて、CKやFKのチャンスも増加、いよいよ同点になるかなと思って私自身も観ていました。
ただ、ふと冷静になると湘南はペナルティエリア内で跳ね返し続けていました。
横浜が流れの中から完全に崩してビッグチャンスというシーンはほとんどなかったと思います。
それが湘南がしのぎきった要因かなと。
そこに気づいてからは、横浜のセットプレイが入るかの試合でして、
前半終了時の私の予感が当たっていたことになります。
結局日本代表でもキッカーとして期待される天野選手擁する横浜のセットプレイも実らず、湘南の勝利でしたね。
湘南の勝利!!
優勝おめでとうございます!!!(二度目)
まとめ
スコアとしては最小差なので、ギリギリの試合だったことに間違いはないんですが、
試合の運び方としては、開始からペースを握って先制して逃げ切った湘南が上手かった
ですよね。
決勝戦に向けてより良い準備をしてきた湘南が順当に勝利を収めたと言っていいのでは
ないでしょうか。
次の記事で個々の選手について書きます。そちらもどうぞよろしくお願いします。
次の記事はこちら↓
それでは